あなたの、その一歩を
あなたの今までを
目の前で踏みにじる誰かは、
本当は本当は自分が悲しくて
自分の代わりに、あなたを突き落としている。
自分への劣等感の種が
止まらない涙を、ぐんぐん吸い上げながら芽を出し茎を伸ばし、あなたを嘲笑う顔をした花を咲かせる。
だから、本当にあなたが
どうしようもなくて、
生きている価値が無くて、
何もできなくて、
何をやっても実にならないなんて全部嘘。
悲しくて悔しくて寂しすぎた、その人が自分一人で消化しきれなかった闇に惑わされない事。
標的になるか、ならないかを選べるのは、自分自身。あなたを丸ごと認めて美しく咲ける場所が必ず他にある事を決して忘れてはいけない。あなたを取り巻く世界は自分で創り出せる。
敵だらけにするのか味方に囲まれて生きるのか、その誰かが、あなたを本当に愛しているなら息が詰まる様な苦しみは、そこでは感じないはず。
ダメな人間だと心を刺し通す剣の様な言葉が、あなたの周りに、いつも在るなら、それは一歩外の世界へ出るためのアラーム。
あなたの価値をマイナスに計る捻れた、ものさしが、それだけが
世界の基準だなんて錯覚しないために、あなたが感じたままに一歩踏み出していい。
誰かの怒りの行方は、
あなたが片付けてあげるものじゃない。あなたは、もうターゲットにならなくていいという事。